

現代の製造業において、構造部品は軽量化、高剛性、振動特性、耐久性、コストなど、多様な性能を高いレベルで両立することが求められています。一方、従来の設計開発では、設計・解析・試作・評価を繰り返しながら課題を修正するため、多くの手戻りが発生し、開発期間の長期化や設計工数の増加が課題となっています(従来の設計開発工程)。
FAIの「Φ-Designer」は、設計初期段階で最大1,000ケース以上の設計・シミュレーションを自動実行し、複数の性能要件を満たす設計案を効率的に探索する設計支援技術です。初期段階から十分な設計探索(Design Explorer)を行うことで、後工程での手戻りを削減し、性能要件のトレードオフを可視化し、より迅速で的確な意思決定を支援することで設計開発リードタイムを削減します(Φ-DesignerによるDeisign Explorer)。
弊社独自技術により、振動や剛性、強度といった幅広い設計課題に対応することができ、まだソフトウェアに無い機能にも迅速に対応できます。
このようなお客様に向いています
振動・熱変形・軽量化などの設計課題を解決したい

構造性能のトレードオフ(相反する関係)を把握したい

営業用の高機能部品を開発・試作したい

Φ-Designerの特徴

1. 計算機を駆使したアルゴリズム
設計プロセスにおいて、人の直感だけで複数の設計要件を同時に考慮することは非常に困難です。Φ-Designerには、高速なトポロジー最適化計算とAIベースの計算アルゴリズムが搭載されており、これらを組み合わせることで1000回超にも及ぶ膨大な設計・試作評価シミュレーションを自動で実行します。これにより、設計者の迅速な開発と的確な意思決定を強力に支援します。
2. FAI独自の自動計算技術
振動や熱変形、降伏強度や剛性のみならず、座屈強度やエネルギー吸収性能など、工業製品における幅広い設計課題に対応するため、弊社では設計感度(最適化問題の目的関数を設計変数で微分したもの)を自動で導出・計算する技術を開発しました。これにより、Φ-Designerにまだ実装されていない性能要件であっても、迅速に追加・対応することが可能です。
要求性能一覧
機械性能要件
- 剛性最大化(コンプライアンス最小化)
- 重量(制約条件として)
- 材料降伏強度(最大応力最小化)
- 変位最小化
- 熱ひずみエネルギー最小化
- 動的荷重コンプライアンス最小化(周波数応答解析に基づく)
- 固有周波数最大化
製造要件
- 押し出し材(押出方向に対して一様な設計)
- リブ設計
- 最小寸法制約
- 鋳造性(アンダーカットの抑制)
その他
- インポート形式:CADファイル(.step)、CAEファイル(.inp)
- 出力形式:解析結果ファイル(.vtk)、形状(ポリゴン)ファイル(.stl)、CADファイル(.step、サーフェスモデル)
その他、上記にない機能に関しましても柔軟に対応させていただきます。詳しくはお問い合わせください。

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